◆関西医科大学 付属病院 健康科学センターでの 「Selfcare-Health Signal Analyzer」の運用法
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関西医大の健康科学センターでは、心臓リハビリテーション、生活習慣病外来、OB(肥満)外来、禁煙外来、睡眠時無呼吸外来、アンチエイジングドックと各種専門外来で専門医を始め、心臓リハビリテーション指導士、糖尿病療養指導士、健康運動指士、管理栄養士、臨床心理士、臨床検査技師など各種専門スタッフとのチーム医療で行っています。 治療にあたり血管機能、自律神経機能、筋力、心肺機能、性格特性、心理検査など医学的検査に基づき、個人に合わせた運動、栄養、カウンセリングを実施しています。 また疾患の方のみならず、健康増進やスポーツ選手のメディカルチェックや栄養サポートも行っています。 携帯端末や自宅のパソコンを使った在宅健康指導やNPOジャパンハートクラブによる院外での運動指導、近隣のフィットネスクラブとの連携など、医療機関のみならず健康に関する様々な施設とも積極的に連携し、患者様に最も適した健康環境での医療サービスの提供を目指しています。 「Selfcare-Health Signal Analyzer」はアンチエイジングドックや健康増進、アスリートの栄養評価、サプリメントアドバイスに用い、適切な個人指導に効果的に使用されています。 また、最新型PHR(Personal Health Record)システムは、iPad等のモバイル端末による医療情報連携システムとして注目されていますが、同時に、歪み評価に基づくパーソナルコンディショニングメニュー、超小型心電計システムによる運動負荷、自律神経機能評価による運動処方機能、そして「Selfcare-Health Signal Analyzer」による栄養サプリ指導など、各領域での厳選されたアプリケーションを搭載し、全く新しい、かつ、標準化されたパーソナル指導が実用可能となっています。
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◆「Selfcare-Health Signal Analyzer」 の特徴
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「Selfcare-Health Signal Analyzer」は、非常にユニークなシステムで、今まで「薬」とか「サプリメント」というのは、「何か悪いところがある」とか、「治す」ためという飲み方をしていましたが、「Selfcare-Health Signal Analyzer」では、逆に、より健康になる為には「何をすれば良いか」という事から始まります。 すなわち、やみくもに運動したり、サプリを摂ったところでかえって悪くなることもありますが、「一見異常とは思えない症状」とか「普段の状態」をチェックし、これらの症状や状態を統合的に評価することにより、個人の栄養状態を適切に評価し、最終的に現在必要な食物、栄養素を具体的に提案できるようになっています。 したがって、現在の症状、状態を改善するための栄養素補給としてはもちろんのこと、より健康になるため栄養学的支援、サプリメントアドバイザーとして非常に有用です。 今後の予防医学、慢性疾患管理に於いて栄養学に基づいたきめ細かなパーソナル管理は非常に重要であり、本システムを皆様方の健康の維持増進の為の支援ツールとして、医療機関のみならず健康提案に関わりのある一般施設でもご活用いただけると思います。
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◆「美容分野」 での活用メリット
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「お肌」が健康でいる為には「睡眠」「嗜好」「ストレス」「生活習慣」など、気を配らなければならない事が多々ありますが、最も重要なのは「栄養素」です。 各栄養素は内面美容として「真皮・皮下組織」の健康状態に深く関わっている最重要要因とも言えます。 一例ですが、肌の弾力とみずみずしさはコラーゲンとエラスチンを作ることで保たれますが、ビタミンC、タンパク質、ミネラルの銅等の適正摂取によりこれらの合成は活性化されます。 乾燥から肌の角質化するのを防ぐにはビタミンA(β-カロテン)、肌の老化につながるフリーラジカル対策には、抗酸化作用のあるコエンザイムQ10やビタミンB群では、土台となるたんぱく質の代謝に主力としてB6、そして保湿成分であるヒアルロン酸の合成に働くB5が重要です。 したがって関係栄養素が不足しているかどうかをチェックすることが肝要で、その際の分析ツールとして「Selfcare-Health Signal Analyzer」をお勧めします。
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